エアコン工事について
こちらは家庭用エアコンの取付工事に関するご説明・注意事項となります。
ご自宅の状況により、工事内容に追加・変更が発生する場合もございます。追加・変更の場合には工事担当者よりご説明させていただきます。
標準工事について
標準工事の内容
エアコンを取り付けるための最低限必要な基本的な工事を「標準工事」と言います。標準工事に含まれる内容は以下の通りです。
- 室内機の壁面への設置
- 配管パイプ 4m ※エアコン室内機と配管穴が離れている場合、断熱タイプのドレンホース(1mあたり1,100円~)を使用します。
- 長さ4m以内の配管パイプ・連絡電線への設置(テープ巻き仕上げ)
- 壁貫通工事1ヶ所(コンクリート、タイルを除く)
- 真空引き
- 平地置き、もしくはベランダ置きの室外機の設置(室外機用樹脂台「プラロック」を含む)
エアコン新規ご購入時の標準工事料金
標準工事区分適用エアコン(能力)工事料金標準工事A12畳用(3.6kwまで)13,000円
標準工事B14畳用(4.6kwまで)16,000円
標準工事C16~18畳用(5.6kwまで)20,000円
標準工事D20~30畳用(9.6kwまで)26,000円
※お掃除ロボット付きの場合別途5000円いただきます。
室内機の設置位置について
室内機上端から天井までに、最低5cm以上の余裕が必要です。(機種により10cm以上の余裕が必要な場合もございます。)室内機を壁掛け金具にかける作業のためと、上面の給気部をふさがないために必要な空間となります。
メンテナンスのため、室内機の左右は5cm以上の余裕を確保する必要がございます。(10cm以上必要な機種もございます。)
室内機に対して配管穴の位置が高くなると、排水が逆流し、室内機からの水漏れの原因となります。
エアコンは専用コンセントが必須ですので、ない場合は専用カイロの増設工事が必要になります。
室外機の設置位置について
雨が降った際などの室外機下部の浸水・絶縁確保・泥跳ね防止と安定性確保のため、室外機の設置に際して樹脂製の台を使用いたします。(標準工事 地面/ベランダ置きの場合)
また、室外機設置場所の温度により運転の効率が変わります。極端な高温、又は低温となる場所はできる限り避けることをお勧めします。また、室外機前面からはファンにより暖房時は冷風、冷房時は温風が出ます。前面を塞ぎますと排出した冷風・温風を巻き込み、暖房・冷房の効率を下げたり、故障の原因にもなりますので、室外機前面は十分なスペースを確保して下さい(目安25cm以上)。
- ・高さ:室外機サイズ+10cm程度
- ・奥行き:樹脂製台のサイズ(約40cm程度 状況により使用する台が異なる場合がございます)
追加工事について
1.室外化粧カバー工事
化粧カバーは、エアコンの配管を覆い、外観をスッキリ綺麗に整えます。見た目を良くするだけでなく耐久性にも優れています。テープ巻き仕上げでは、風雨にさらされテープが劣化してボロボロなりますので、配管化粧カバー工事をおすすめします。
標準工事料金に 5,000円の追加で承ります。 (室外側化粧カバーは、標準配管4mの場合に対し化粧カバーヘッドと化粧カバーストレート2mとなります。不足の場合は追加料金が発生いたします。)各コーナー等接続部材1個につき2,000円が必要です。
室外化粧カバーの色は外壁にあわせて アイボリー・ホワイト・グレー・ブラウン・ブラックのいずれかをお選びいただけます。
※色付きのカバーは日光に当たることで2、3年で変色する為、アイボリーを推奨します。
化粧カバー(2mまで)5,000円~接続部材(各コーナー等)追加1個につき2,000円
2.室内側化粧カバー工事
室内側化粧カバー工事は、室内配管の露出部分を覆い綺麗に見せることができます。部屋にカバーが馴染み配管を目立たなくさせる事が出来ます。
※カバーの色はホワイトのみとなります。
※長さ2mまで、接続部材(各コーナー等)追加1個につき2,000円
3. 庭・ベランダ置き以外の室外機設置
①壁掛け
壁面にボルトを捻じ込み、架台で固定します。よって直径1㎝ほどの穴を開けます。※隣の家とのスペースや壁面の材質によって設置できない場合があります。
②公団吊り
公営団地やアパートでよくある取付方法です。購入機種によって再利用できない場合があります。
③屋根置き
屋根に直接置く方法です。落下防止用アンカーを壁面にねじ込みます。取り付ける階数によって金額が変更されることがあります。
④二段置き
架台を組み2台同時置きができる方法です。室外機の大きさによって既設の架台に入らない場合があります。
設置場所壁掛け、公団吊り、屋根置き
2.2kW~3.6kW 15000円
4.0~9.6kW 20000円
設置場所料金屋根置き 2階部分作業費9,900円
屋根置き 3階部分作業費14,200円
屋根置き 安全対策費5,500円
室外機2段置き
重量60kg×2台まで15,700円~
室外機2段置き
重量80kg×2台まで19,900円~
既設の屋根置・壁掛け・公団吊・2段置きの金具を使用できた場合
設置場所料金壁掛け5,500円~公団吊り5,500円~屋根置き5,500円~2段置き(のせ換えや作業困難な場合)3,400円~
安全対策費について
2022年1月2日の労働安全衛生法施行令の改正完全施行により、高所作業者にとってより安全なフルハーネス型墜落制止用器具の着用が原則として義務付けられます。 改正に伴う安全対策の強化に基づき、安全対策費のご負担やお見積もりが必要となります。 安全対策が講じれない場合は、作業をお断りする場合や、別場所への設置をご提案させていただく事がありますので、あらかじめご了承くださいませ。
注意
- ※1 2階の天井面より上、団地・マンションなどの3階以上の場合、及び壁がブロック塀・鉄筋・ALC壁には工事ができません
- ※2 取付ボルトがない場合は工事ができません 大型室外機(高さ65cm以上)の場合及び16階以上のお部屋に設置の場合、使用する部材の変更が必要な為、追加料金が発生します(大型:4,200円~、高層階:14,700円~)
- ※3 屋根置きの場合、屋根の強度不足又は、天候不順等の理由により設置出来ない場合がございますのでご了承下さい。2階以上の大屋根 及び 日除けテントには工事できません
- ※4 2段置きは、庭・ベランダ置きのみ対応いたします。既設の室外機と組み合わせて2段置きとする場合は、2段置き工事料金に加えて室外機乗せ換えのため3,400円~の追加料金が発生します。
- ※5 作業内容により、追加料金が発生する場合がございます。
- ※6 お手持ちキャッチャーを組立・取付する場合は上記とは別に作業料6,800円が発生します。
※その他既設やお持ちの金具・部材・カバーなどを利用する場合も、工事代が発生いたします。
4. 配管パイプ延長工事 (パイプが4m、室外化粧カバーが3mで不足した場合)
標準工事3,300円/1m室外化粧カバー工事 (パイプ+化粧カバー)5,700円/1m
※標準工事・化粧カバーの有無により、延長料金が異なります。また、配管の取り回しが必要など、工事内容によっては追加部材等が必要になる場合がございます。その際は別途部材料金がかかります。
5. 配管穴がない場合
配管を通す穴を開ける必要があります。マンション、公団等にお住まいで壁に穴を開ける場合は必ず、管理組合等の許可が必要となりますので、事前にご確認ください。
配管穴貫通工事
モルタル壁、ALC壁の場合標準工事に含まれますブロック塀、タイル壁の場合(10cm以内)5,800円~コンクリート壁の場合(20cm以内)14,300円~
配管パイプ窓貫通パネル工事
窓にアルミパネルを設置し、それにパイプを通します。標準窓5,800円~ ( 窓の高さ 0.28~1.4m )テラス窓6,800円~ ( 窓の高さ 1.15~1.92m )
※タイル壁の場合、配管穴を開けることができない場合がございます。
6. すでにエアコン用配管が埋め込まれている場合 (隠蔽配管/先行配管)
隠蔽配管の場合は全てお見積りとなります。状況により工事を承れない場合がございます。
※工事が出来ない場合はご注文キャンセルとさせていただきます。
7. 高所でのエアコン取り付け作業
工事作業が、2段梯子や3段梯子を使用するような高所となる場合や2階以上の高所作業となる場合は、別途高所作業費用が必要となります。梯子がかかる距離でも安全が確保できない場合は工事ができないことがございます。
2階屋外高所作業がかかる場合の一例:エアコン室内機を2階に設置し、室外機を1階に設置する場合など
2階での屋外高所作業3,900円~3階での屋外高所作業5,200円~
電源に関する追加の場合
エアコンには、エアコン専用の電源(回路)が必要です。 また、能力の大きなエアコンは200Vの電源を利用するものが多いため 追加工事の発生する場合がございます。
1. 専用電源があるが工事が必要な場合
コンセント延長 (10mまで)5,000円~ブレーカー交換 (100V電源を200V電源に交換)漏電保護付 : 5,800円~
漏電保護なし : 3,400円~電圧変換(専用ブレーカー部の電圧切替が必要な場合)2,100円コンセント交換2,100円
2. 専用電源がない場合(配線はすべて露出となります)
ブレーカー増設(漏電保護付)10mまで15,400円~
※2Fへの配線及び 10m以上の配線などにより価格が異なります新設(ブレーカー増設ができない場合)電力会社申請が必要です。別途お見積もりをさせていただきます。(目安43,000円~)
取り外し工事
エアコンの取り外し工事が必要な場合
新たにエアコンをご購入いただき、取り付け工事を行うのに伴い発生する取り外し工事は、以下の料金を目安としてお考え下さい。
また、取り外したエアコンのリサイクルが必要な場合には、別途リサイクル料金がかかります。
取り外すエアコンがガスエアコンの場合、事前にガスを止めていただく必要がございます。
ご契約のガス供給会社にお申し出いただき、閉栓のお手続き(工事)をお済ませくださいますようお願いいたします。
移設工事について
エアコンの移設工事が必要な場合
お手持ちエアコンの移設(取り外したエアコンを、別の場所に取り付ける)の目安につきましては、下記をご参照ください。
エアコン標準取付工事3.6kw(12畳用まで)プラス11000円
エアコン標準取付工事4.0kw~プラス15000円
※既設エアコンの設置時取付工事が標準工事内容と異なる場合、追加料金がかかる場合があります。